Monday, June 12, 2017

アメリカのお仕事の定義(ジョブ・ディスクリプション)って、本当にわかってる?


今日、会社で、営業部長の上田君がやってきた。

上田君:「中田さん、今、大事なプロジェクトが開始されて、人手が足りなくなっているみたいで、開発チームから、人を貸して欲しいと言われているんです。お客様への説明資料を作って欲しいと言うことです。私は、いい経験をする機会なので、シンディ(ビジネス・コンサルタント)と、ジェーン(マーケティング・アシスタント)を応援に行かせようと思っています。」

中田:「いいけどさ、どういうジョブ・ディスクリプションで、彼女たちを使うの?営業用資料作りだったらシンディは、まぁ、いいけど、ジェーンは、彼女のジョブ・ディスクリプションと違うから、本人の同意がないと無理だよ。そして、もし、新しいジョブ・ディスクリプションに記述される仕事が、彼女の仕事の量を上回っていたら、給料を増やさなければいけないんだけど、わかってる?」

上田君:「えっ、そ、そうなんですかぁ?」

中田:「日本だと、他の部署が困っているときに、手伝うと言うのは普通だけど、アメリカは、違うから。」

(緊急性が高く、他の人にもできる仕事であれば、瞬間的に手伝うことは、あります。)

「それからさぁ、君のミッションは、営業で、お客様を見つけてくることなんだけど、人を他の部署に貸して、君のミッションが達成できないなら、君は、普通は首になるんだけど、わかってるよね。」

上田君:「えぇ~~~~~」

アメリカの場合、ミッションを達成するために、組織を作り、人を雇っているので、自分の組織のリソースを、他部署に貸すなんてことは、滅多に起きません。他部署の手助けをしても、自分の給料は、ゴールに直結していないので、上がるわけがありません。

上田君は、売上/利益を上げることの意味を、もっと真剣に考えなければなりません。

終わり


No comments:

Post a Comment